医療の原点は手当かもしれない
かつて医療には精神世界的な心の結びつきに近いものがありました。
今、改めて思い出すとこれらのことが、とても昔のことの様に感じます。
タイトルにある『手当て』は今や治療って意味ですが、昔は本当に手をあてて病気や怪我を治していたようです。
痛くなったところに手を当てると痛み和らぐ…
つまり“痛いの痛いの飛んでいけ!”みたいな感覚です。
手当てはマイナスの感情があると上手くいかないみたいです。
常に診療においても患者さまにプラスの感情で行なっていきたいものです。
世の中は、とても便利になり人の愛情とか心と心を通わせることが希薄になってはいないでしょうか?
歯科診療現場においても、虫歯が激減したことによって様々な情報から歯科医院に求められるものが多様化し、また来院される方との心の接点が会いにくいことを感じます。
手当てを必要とする診療自体が減少していることもあるでしょう。
これからは、さらに生活習慣アドバイザーと健康予防の必要性を訴えていこうと考えています。
医食同源という言葉があるように、病気を治すことは8割は食事療法の世界です。
食育であったり食力を大切にして食を見直すことで命の視点に変わり、そのあとに精神医療に戻ってくるはずだと確信しています。
オーラルフレイル~生活習慣の改善~
今では社会的に認知された言葉になりましたがメタボ(メタボリックシンドローム)慢性的な運動不足、肥満から引き起こされるからだ全身の機能不全ですが…
じつは、お口の慢性的な咀嚼不足からくるオラフレ(オーラルフレイル)って知ってますか?
からだの衰えは口腔咀嚼機能の低下から始まるということなんです。
今や超高齢社会となって100歳を意識したライフスタイルでは何が重要になってくるでしょうか?
ただ100歳まで生きるのではなく健康に生きるってことですよね!
例えば50歳で自身の健康を感じている方でも将来的に健康を維持するために何が必要かを考える必要があります。
もしかして生活習慣には改善ポイントがあるかもしれません。
今、気にして欲しい!それがオーラルフレイルなんです。
歯のクリーニングで口臭予防を
毎日の歯ブラシには十分に行っています。
歯ブラシの後は、デンタルフロスや歯間ブラシも使ってます!
そのような方でもなかなかお口の中には自分では見えないところがありますし…
お口の中の健康維持には定期検診はマストです。
定期検診でむし歯、歯周病に問題がなくても健康維持にはクリーニングが大切です。
日頃のケアでは落としきれない汚れや着色をキレイにするためにクリーニングパウダーで歯周ポケットから歯の表面、歯と歯の間の汚れを落としましょう!
長く使っていたものを新しくしました。よりクリーニング効果や口臭予防が期待できます。