これはむし歯かも?
患者さまからの訴えにある”噛んだ時にズキっとくるんです!”
その後には、ほとんどの場合”先生、むし歯だと思うのです。”という会話になります。
この問いにはまず歯のイラストで説明していきます。
歯の痛みには大きく分けると3種類あります。
①歯の中の痛み
②歯根周囲の痛み
③歯ぐきの痛み
①の歯の中の痛みが、いわゆるむし歯の痛みです。これは歯の中の神経による痛みの為に、症状は鋭くて強い継続的な痛みです。
②歯根周囲の痛みが、噛んだ時にでるズキッとくる症状です。
③の歯ぐきの痛みは、歯肉炎症や歯の細菌感染による二次的な症状によるものや、疑っていけば歯根破折なども考えられます。
②や③の症状には、噛み合わせによる見えない力が関与していることも多いのです。
食事中にズキっとくれば、思わずヤバっと思えばその歯を使わずに食べるわけです。
すると痛くないのですが、もともと食べることに一番中心になってた歯を使わずに不自然な食べ方になるので、辛いんです。
ズキっとくるのは、歯の訴えですから、症状がなくなってもスルーしないでくださいね。
電動歯ブラシよりも便利?
今朝のNHKの番組を見ていたら、お口にくわえるだけで歯みがきをしてくれる商品を紹介していました。
登場した女性は、酔っ払って帰って来て歯みがきが面倒なときでもこれなら出来ると満足げでした。
商品的には、電動歯ブラシより更に手を使わないのでより横着なものですが…便利と言えば便利!
どの程度のブラッシング性能がいいかは、わかりません。
今の時代、こういう物があると便利だなというものは、すぐに製品になってしまうのがスゴイ!
真面目なはなしは、つまらないけど…
お口の関係としては、食べものも便利な食べものが多いのです。
つまり歯を使わなくて噛まなくても食べられる食べやすい食べものです。
危険なことに、これはお口の機能を衰えさせてしまいます。歯を使う必要がないのですから。
しかし、年齢が上がるにしたがってお口の機能の衰えは、イコールからだの衰えに直結することは知識として持っていたほうがいいです。
乳幼児の歯磨きは歯磨き粉をつけた方がいいの?
先日、出産されたお母さんから質問がありました。
まだ0歳児なんですが下の前歯が生えてきているのです。歯みがきの時には歯みがき粉をつけて磨いたほうがいいですか?
答えはつけて磨いてください。
かつて数年前はNO!でした。
昔の歯みがき粉は歯磨剤による歯の表面の歯垢の汚れを落とすことが一番の意味でした。
乳幼児期においてはブクブクうがいで、吐き出せない時期は歯みがき粉はつけずに磨いてくださいと指導してきました。
では今はどうでしょうか?
お子様の切った爪と同じくらいの歯みがき粉はつけて磨いてください。という指導方針です。
ではかつてと何が変わったのでしょうか?
今の歯みがき粉には、ほとんどにフッ素が含まれています。ただし年齢に合った歯みがき粉を使ってくださいね。フッ素の濃度が違うので、乳幼児には乳幼児用の歯みがき粉を適量使うことで乳歯のむし歯予防効果が得られるのです。
医療の原点は手当かもしれない
かつて医療には精神世界的な心の結びつきに近いものがありました。
今、改めて思い出すとこれらのことが、とても昔のことの様に感じます。
タイトルにある『手当て』は今や治療って意味ですが、昔は本当に手をあてて病気や怪我を治していたようです。
痛くなったところに手を当てると痛み和らぐ…
つまり“痛いの痛いの飛んでいけ!”みたいな感覚です。
手当てはマイナスの感情があると上手くいかないみたいです。
常に診療においても患者さまにプラスの感情で行なっていきたいものです。
世の中は、とても便利になり人の愛情とか心と心を通わせることが希薄になってはいないでしょうか?
歯科診療現場においても、虫歯が激減したことによって様々な情報から歯科医院に求められるものが多様化し、また来院される方との心の接点が会いにくいことを感じます。
手当てを必要とする診療自体が減少していることもあるでしょう。
これからは、さらに生活習慣アドバイザーと健康予防の必要性を訴えていこうと考えています。
医食同源という言葉があるように、病気を治すことは8割は食事療法の世界です。
食育であったり食力を大切にして食を見直すことで命の視点に変わり、そのあとに精神医療に戻ってくるはずだと確信しています。
オーラルフレイル~生活習慣の改善~
今では社会的に認知された言葉になりましたがメタボ(メタボリックシンドローム)慢性的な運動不足、肥満から引き起こされるからだ全身の機能不全ですが…
じつは、お口の慢性的な咀嚼不足からくるオラフレ(オーラルフレイル)って知ってますか?
からだの衰えは口腔咀嚼機能の低下から始まるということなんです。
今や超高齢社会となって100歳を意識したライフスタイルでは何が重要になってくるでしょうか?
ただ100歳まで生きるのではなく健康に生きるってことですよね!
例えば50歳で自身の健康を感じている方でも将来的に健康を維持するために何が必要かを考える必要があります。
もしかして生活習慣には改善ポイントがあるかもしれません。
今、気にして欲しい!それがオーラルフレイルなんです。
歯のクリーニングで口臭予防を
毎日の歯ブラシには十分に行っています。
歯ブラシの後は、デンタルフロスや歯間ブラシも使ってます!
そのような方でもなかなかお口の中には自分では見えないところがありますし…
お口の中の健康維持には定期検診はマストです。
定期検診でむし歯、歯周病に問題がなくても健康維持にはクリーニングが大切です。
日頃のケアでは落としきれない汚れや着色をキレイにするためにクリーニングパウダーで歯周ポケットから歯の表面、歯と歯の間の汚れを落としましょう!
長く使っていたものを新しくしました。よりクリーニング効果や口臭予防が期待できます。