枕が歯に影響するって事がある?
時々、こんな事があるんです…
朝起きると歯が痛む、あるいは歯ぐきから出血があるんです。とか…
朝起きるとアゴが開きづらいんです。
夜寝ていると痛む歯で目が覚めるんです。など…
つまり寝ている間に何かが起きているって事?
柔らかい枕に顔をうずめて寝るって気持ちいいんですが…
気が付かないうちにアゴが引けた状態で寝ていたら、どこかの一部の歯に2,3時間ギューってかむ力がかかっていたら…
様々な悪い事態になっていく事があるのです。
しかも寝かたは個人の習慣的な癖みたいなことってあるじゃないですか。
歯も歯ぐきも悪くないのに、原因は枕だなんて誰も思わないし…
口腔機能で免疫力を強化できる?
免疫力を高めることはつまり、人間のからだの生きる機能を強くすることですよね。
そこで…
お口の機能とは…つまり健康な歯でしっかりと噛んで美味しく食事ができる!
このワードに尽きると思うんです。
むし歯の治療も歯周病ケアもあるいは、金属をつめたり、被せたり、義歯を入れたり、インプラントをしたり…などなど
全ては噛んで食事ができるようにする、口腔機能を元に戻して整えることなんです。
結果、しっかりした咀嚼機能を獲得することが、口腔免疫力を高めることに繋がるんです。
抜歯のあとで気をつけることって…
親知らずをはじめ、むし歯や歯周病、そのほか痛みがとれない状況で、やむおえず歯を抜かなくてはならない…
そんな望まない状況になってしまうことって誰でもあることです。
誰でも歯を抜くって怖いし痛いよねって想像します。
歯を抜いている最中での痛みは先生の責任ですが、抜いた後は自分で痛み、腫れを出さない注意ポイントがあります。
①1時間、ガーゼやティッシュを抜いた場所でしっかり噛みます。抜いた穴に血液がしっかり溜まること、そして固まること。そして飲み物や食べ物で抜いた穴の血液や塊を流さないこと。
②ひとによっては血が止まらなくて心配される方もいらしゃいます。血液の固まるスピードは個人差があるので、出血している間はやはりガーゼ等をしっかりと噛んでいてください。
③抜歯した日は反対側で食事をするように心がけてください。激しい運動は控えてください。
血液は傷を治してくれるスーパースターなんです!
困った親知らず!
横になってしまった親知らず。 存在には気づくはずもなく… しかし○の場所は汚れの溜まり場になっている可能性があります。 長い先を考えればやはり抜歯は避けられないでしょう。 そればかりか、実は手前の奥歯のかみ合わせを狂わせてしまっているかもしれません。歯の第三のリスクって?
年齢によって歯のケアのポイントは違いますし、個々の条件も異なっています。
お口の中のリスクってなに? それはむし歯と歯周病でしょ!
それは正解です…が。もうひとつ現代人の第三のリスクって知っていますか?
咀嚼機能不全です。
それって何?
生き物は人間を含め歯をつかって食べますが…
健康に歯を使ってご飯を食べることができないことなのです。(例えば、いつも同じ場所で食べる、硬いものを食べると痛いところがあるなど、しみる歯がある…)
咀嚼機能不全は日ごろの自分の心がけでは予防できません。
しかし現代人には第三のリスクファクターがとても重要なのです。
つまりむし歯がない、歯周病になっていないというだけではお口の健康が維持されているとは限らない…ということであり、むしろ健康的な咀嚼ができていないことの方が将来的な口腔免疫力の低下、オーラルフレイルに繋がってしまうということなのです。
お口の健診にはむし歯、歯周病のチェックの他に、現代人の第三のリスクファクターである咀嚼機能のチェックをおすすめします。
歯が割れる?
歯が割れるって知ってますか?
毎日使う歯は噛み合わせであったり治療の影響によって様々な変化が起こります。
例えば、しみるであったり…欠ける、すり減る、割れる。
今回は、歯が割れてしまうことについて考えてみました。
では、どんな時に歯は割れてしまうのでしょう?
歯が割れる場合のほとんどは、すでに治療によって神経処置をおこなっています。
つまり痛みを取り除く治療をおこなっているのです。
割れ方の程度にもよりますが、歯が縦に真っ二つに割れてしまった場合は、残念ながら抜歯の対象となってしまいます。
その歯の経過を想像してみると…
むし歯あるいは、しみる→冷たい、熱いがしみる症状が強まる→痛む→神経治療→食事の最中、あるいは歯ぎしりをきっかけに突然の痛みによって噛めなくなる
ここで、その歯にとって忘れてはいけないことは…
よく噛めて使っていた歯であったということなんです。
口唇閉鎖不全症って知っていますか?
口唇閉鎖不全症って知っていますか?
いわゆるおくちをぽかーんとあいている状態なんですが…
近年、咀嚼機能の衰退、骨格の生長不全かもしれないのですが、くちびるが閉じないお子さまが気になります。
お口の周囲には様々な筋肉によって構成されています。
代表的な筋肉に口輪筋があります。
口輪筋や表情筋が正常に機能していないと口唇閉鎖不全症の原因となり口呼吸や鼻閉、いびき、アレルギー疾患との関連が示唆されています。
視点を変えて考えれば口輪筋や表情筋が使えない状態とも言えるんです。
つまり前歯が正しく噛み合っていない可能性もあります。
気になったら早期予防が大切ですので、ご相談ください
よく噛んで食べることの効能
噛むことによって脳は刺激されお口まわりの機能が活性化する…
それってどんなこと?
小学生から中学生の年齢は一生におけるカラダの代謝、活性が最も優れている時期。
この時期に、しっかりとカラダの機能、あるいは噛む機能を十分に成長させなくてはいけません。
この時期に矯正治療をされている方は多いのですが…
乳歯から永久歯に生えかわるスピードには個人差があるんです。
なぜなんでしょう?
実は明確な差があるんです。
それはしっかりと噛んで食べているか?
自然にしっかり噛めているか?
ということなんです。
統計において、この時期の子供たちの噛む力と歯の萌出にははっきりと関係があらわれているんです。よく噛むと歯の萌出が促進される、そんなことがお口の中で起こっているのです。
この時期の摂食習慣が一生私たちのカラダと心に影響するといっても過言ではないのです。
顔の筋トレは効果的らしい
私たちの毎日にとって噛む、飲み込むといった、ごく当たり前の口の動きは、顔まわりの筋肉がしっかり使われていることなんです。
逆を言えば、顔まわりの筋肉がしっかり使えなければカラダの衰えにもつながっていきます。
高齢者にとって顔まわりのに機能が日常生活において大変重要な事はいうまでもありませんが…
今は若い年齢層にとってもひとごとではないのです。
まず高齢者はある程度筋肉の衰えは意識し受け入れながら顔まわりの筋トレを意識する必要があります。
では若い年齢層には何が起こっているのでしょうか?
若い年齢層においても、しっかり噛める噛み合わせが整っていないと、カラダの不調へつながってしまうのです。
顔の筋トレだと思って時々固くて厚い肉なんていかがでしょう?
噛んでいるとあごが疲れるような食べ物!
時々、意識して食べてみてくださいね。
小顔の効果もあるかもしれませんよ!
40代以降の後悔しているランキング1位は「歯」
”著名シニア100人
40代は仕事を最優先に駆け抜けてきたのに、思わぬ落し穴が。
そんな悔やんでも悔やみきれない『老後の後悔』
幸せな老後を迎えるために、いま備えておくべきはこれだ!”
そんなタイトルの記事を読んで…
40代のうちからメンテナンスしておくべきだった体の部位は?
ダントツで過半数が『歯』と回答。
歯の手入れをすべきであった。
むし歯が悪化して所々歯抜けでよく噛めないし、食べ物も味わえない。
誰でもできるとっておきの健康法の一つは…
歯磨きを中心とした口腔ケアです。
歯科領域の病気と全身の病気は強くリンクしていることがわかってきました。
歯周病ケア、口腔内ケアは誰でも手軽にできて、しかも安あがり。
定期的に歯科医の検診を受けながら健康管理を行なっていきましょう。