最近の子どもたちのお口の中にむし歯は、かなり少なくなってきました。
厚生労働省発表の歯科疾患実態調査では1981年の6歳児のむし歯は7.74本だったのに対し2016年では2.4本、12歳児においては5.43本から0.2本と激減しており、世界的に比較しても他国に類を見ない数字が示されました。
これには、ご家庭の中で歯を大切にするという生活環境が整ってきた結果だと思います。
しかし最もむし歯を減らす効果は何だと思いますか?
それは歯みがき剤だったのです!
1980年代後半から歯みがき剤にはフッ素が含まれるようになり、むし歯の予防効果は間違いないのです。
今まで日本における歯みがき剤に含まれるフッ素濃度は1000ppmでしたが、昨年の3月からヨーロッパ、アメリカ、韓国などの国際基準同様に1500ppmに変更となりました。
これからのお口の中はむし歯予防以上に歯ならび予防と噛み合わせ予防だと思ってくださいね。