噛み合わせ治療

噛み合わせ

噛み合わせが悪くなる原因には、先天的なものと後天的なものとがあります。

先天的な原因
  • 遺伝(骨格)
  • 全身疾患
  • 歯の大きさや数、舌の大きさの異常など
 
後天的な原因
  • あごの成長に悪影響を及ぼすような病気、外傷
  • 口呼吸
  • 指しゃぶりや唇を噛むといった悪い癖
  • 悪習慣
 

近年もっとも危惧されているのは食生活の変化です。
食文化が西洋化され、柔らかい食べ物が多くなったことにより、現代人が物を噛む量は圧倒的に減っています。
本来は良く噛むことにより歯が磨り減り、その人に合った噛み合わせが出来上がります。
しかし現代人は適正な力で噛むことをしなくなったため、正常な噛み合わせを作り上げることが出来なくなり、様々な不正咬合(ふせいこうごう=上下の歯が適切にかみ合っていない状態)になっているのです。

食べ物で噛み合わせが悪くなる!?

実は歯学の中でも、噛み合わせは現代病の1つとしてまだまだ研究が遅れている分野です。

これまでの歯学は1本のむし歯の治療、見た目の美しさ、そういったことを中心に進んできました。
でも、根本に立ち返って「歯ってなんのためにあるんだろう?」と考えると、それは「しっかりとものを噛むため」ということですよね。それができていなければ、いくらむし歯を治しても入れ歯やインプラントを入れても、本当は意味がないです。
現代人の生活の中で一番噛み合わせを悪くする原因は実は食生活なんです。
ファストフードに代表されるように、現代人は歯ごたえのあるものを食べる機会がどんどん少なくなっています。

子供の頃から歯ごたえのあるものをしっかり咬んで、口腔周囲の筋肉や歯ぐきを鍛えなければいけないのに、それができていません。
また、ストレスの多い生活をしていると、人は知らず知らずのうちに歯を強く食いしばります。それが噛み合わせに影響してくるんですね。

そしてもちろん、歯や歯ぐきはそこだけ独立して存在しているわけではなく体の一部ですから、咬み合わせの不調は口腔周囲の部位、例えば首や肩の不調、ひいては姿勢が悪くなったり、腰痛やひざ痛、人によっては頭痛として現れます。

首や肩の調子が悪くなったら、体のほかの部分の調子が悪くなっていく・・・口の中にとどまらない、非常に大きな連鎖の問題なんですよ。

崩れてしまった噛み合わせを取り戻すために、特別な治療が必要になります。

矯正の対象と咬み合わせの関係

矯正と咬み合わせには密接な関係があります。

矯正の対象となる歯並び

上顎前突

上顎の歯列が大きく前方にとび出ている、いわゆる「出っ歯」という状態です。
前歯でうまく物を噛み切ることが出来ません。
また口を閉じても、上顎の突出感を隠す事が出来ません。

下顎前突

下顎の歯列が、上顎の歯列よりも前に出ている、「受け口」と呼ばれる状態です。
非常に物が噛みにくく、あごにも負担をかけます。
普通にしていても、ムスっとしたような表情に見えてしまいます。

過蓋咬合・開合

  • 咬合わせは、深すぎても浅すぎても良くありません。
    浅い場合はうまく物を噛むことが出来ず、深い場合は顎が自由に動かせません。
  • 歯が一列に並んでいない症例
    所々で上下の歯が内、外に入れ替わっている場合は、
    咀嚼効率が悪くなり、また顎の動きにも制限を与えることがあります。

お困りの方!

患者様の症状や希望に合わせられるよう、様々な治療方法があります。
上記の症状以外の方も含め、お気軽にご相談下さい。

 

インプラント治療の流れと咬み合わせの関係

カウンセリング

インプラントについての相談と説明を行います。失った歯をどう取り戻すかも大事ですが、当院では「なぜ歯を失ってしまったか」に重点を置いて徹底的なヒアリングを行います。

診査・診断

病歴や全身の健康の問診・レントゲン検査・歯型の採取をした上で、治療方針の決定を行います。 ビジュアルマックスというお口の中を一緒に見て頂けるシステムを用いて、丁寧に説明いたします。※ビジュアルマックス 患者さんご自身のお口の中の写真やレントゲン写真をテレビモニターに映し出し、その画面に専用のペンで書き込む事ができるシステム。

噛み合わせ・虫歯・歯周病などの治療

必要に応じてインプラントの手術前に治療を行います。 当院では「噛み合わせ治療なくしてインプラントなし」をモットーに、このときの噛み合わせ治療に力をいれております。

インプラント埋入手術

チタン製の小さなねじのような形状のインプラントを顎(あご)の骨の中に埋め込みます。局所麻酔をかけますので、痛みはありません。

人口歯の装着

インプラントと骨がしっかりと結合するまで約6週間~24週間待ちます。インプラントと骨の結合を確認できた後、人工の歯を装着して完成となります。

メンテナンス

インプラントを長期間にわたって維持させるためには、日常の患者さん自身によるブラッシングと歯科医院での定期検診の両方が必要不可欠です。およそ半年から約一年ごとに定期検診を受け、いつまでも噛み心地のよい状態を保ちましょう。

あなたの噛み合わせ状態チェックシート

下記の項目で5個以上該当する項目があると、噛み合わせや歯並びに問題がある可能性があります。
不安を感じたら「ないとう歯科医院」にまずはお問い合わせください。

日常生活で感じるチェック項目

  • 食べ物を片側の歯でしか噛まない癖がある。
  • 上下の前歯の真ん中を結ぶ線(上下の正中線)がずれている。
  • 奥歯で噛んで、「イーッ」と口を空けたとき、上下の間にすき間がある。
  • 下の前歯が上の前歯より前に出ている(反対咬合)
  • スパゲティやラーメン等のめん類が、前歯でかみ切れない。
  • 歯列から飛び出している歯や、「八重歯」がある。
  • 歯並びが全体的にガタガタしている。
  • 歯と歯の間のスキ間がある(空隙歯列)
  • 歯を自然に噛み合わせた時に、下の歯がほとんど見えない。
  • クチビルが歯に引っかかる事がある
  • 知覚過敏の症状がある

身体の各部分で感じるチェック項目

  • 喉がつまった感じ(閉塞感)がある
  • 3本の指を縦にすると口にいれる事ができない。
  • サ行、タ行、ラ行等がはっきりと発音しにくい。

  • 難聴、耳がつまった感じ(耳閉感)がある。
  • 口を動かすと耳や耳の前部が痛む。
  • なにもしなくても耳のあたりが刺すような痛みがある。
  • 耳鳴りやめまいがする。

  • 鼻がつまった感じがする。
  • 鼻が曲っている。

顎(あご)

  • 顎が痛い
  • 顎の先がどちらかに偏って、顔が左右非対称。
  • 大きなものや固いものを噛むと顎がだるくなる。
  • 顎がひっかかるような感じがして、口が開きにくい。
  • 大きく口を開けたり、食事の時などに顎の口を開こうとすると変な音がする。

  • 特別な原因もないのに頭が痛い。
  • 側頭部あたりが痛み、偏頭痛がある。
  • 噛むとこめかみあたりが痛い。

  • 笑うと片方だけしわが出る。あるいは片えくぼができる。
  • 頬のふくらみが左右で違う。
  • 割り箸を奥歯にはさんで、笑顔を作ると片方に傾く。
  • 横顔をみて、鼻の先と顎の先を結んだ線より、唇が飛び出している。
  • 唇が閉じにくくて、しっかり閉じようとすると、顎に梅干しのようなシワができる。

肩・腰

  • 慢性的な肩こり、腰痛、疲労感などがある。
  • 知覚過敏

その他

  • よく眠れない、眠りが浅いといった睡眠障害がある。
  • 寝る時に歯ぎしりをする。
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